自分メンテナンス
おはようございます。
今日は、自分メンテナンスの話です。
皆さんの趣味や大切なものは何ですか?どうしても欲しかったものを手に入れたときのイメージをしてみて下さい。
車、バイク、時計、PC、カメラ、はたまたペットや持ち家などあるかと思います。
本当に欲しかったものを手に入れたら、大切にメンテナンスしますよね。
掃除したり、磨いたり。。。
例えば高級ワインなんかであればワインセラーで保管したり!
まずは見た目をきれいにすることから始めて、その次は品質が低下しないように細心の注意を払ったりして大切にすると思います。
それは大切なものだから!
何よりもいい状態を保ちたい!
それは現在の価値を維持するためということもありますが、将来的な価値を棄損しないためにやっていることもあると思います。
もし、汚れたり、傷が付いたりしたらすぐに手当すると思います。
例えば大切なものが車だとしたら、雨風でほこりや水垢が付いたらすぐに、かつ定期的に洗車しますよね。飛び石で塗装が少しでも剥がれたら、そこが錆びたり、キズが広がらないように自分で磨いたり、板金塗装したりして直しますよね。また大切な車がハイオク車だったなら、そこにガソリンや軽油を入れたりしませんよね。
そうやって自分にとって大切なものには愛情ををもって、気配りをしながらメンテナンスをすると思います。大切なものがペットだった場合なんかなおさらだと思います。
さて、あなたにとって本当に貴重で価値があり大切にするべきものはいったい何でしょうか?本当に車やペットなのでしょうか?意外と盲点で気づいていない人が多いんじゃないかなと思うのですが。。。
あなたにとって最も価値があり貴重なものは「あなた自身」です。
皆さんは、車やペットやバイク、時計、カメラ、持ち家などなど以上に自分自身のメンテナンスはしっかりできていますか?自分自身のメンテナンスをしっかりして、常にいいパフォーマンスができるようにしたり、自分自身という成長する可能性の高いものが、将来的に高い価値を生み出したり、高いパフォーマンスを発揮できるように自分メンテナンスできてますか?
髪型や、服装や化粧、体型維持など、見た目のメンテナンスにとどまっていないですか?それだと現在の価値は高めることはできても、将来的な価値を高めたり、パフォーマンスを高めることにはなりにくいと思います。
大切なハイオク車に、間違っても軽油を入れたりしませんよね。
ですが、大切な身体にコンビニ弁当やインスタントフードやお菓子(死んでる食事)ばかり与えたりしていませんか?
肌荒れやアレルギーは、大切な車に小キズが付いているような状態と同じじゃないですか?最近どうも自分のエンジンの調子が悪い気がするのは、大切な身体が慢性的に疲労したり、気分がのらなということと同じではないですか?
何を食べているか、どんな生活習慣をしているかで自分という大切な資産の価値も、パフォーマンスも大きく変わります。その割に、大切な自分自身という資産に対して、見てくれのメンテナンスはするのに、本質的な機能のメンテナンスをしていない人が多いなぁ。。。と思うことが多いです。
自分という身体の資産価値を高めるため、パフォーマンスを高めるための「自分メンテナンス」大事です。
仕事を通じて得るべきものとは
仕事を通じで得られるものは多くあると思います。
それは大なり小なり多くのものがあると思いますが、知識や経験といったことは置いておいて、仕事を通じて得られるものを大まかに「お金」「人脈」「ノウハウ」の3つに分類します。
それでは質問です。
「仕事を通じて得られるお金、人脈、ノウハウの3つの中でどれが一番重要ですか?」
※雇われの身のサラリーマンとして考えて下さい。独立して事業をしている経営者
にはあてはならない質問になります。
これは答えの分かれる質問だと思いますし、大前提としてこの3つはどれも大切です。
「お金」と答える人が多いような気もしますし、「人脈」が1番だと答える人も多いでしょう。年齢や、社会人経験年数によっても答えが分かれる内容だと思います。
実際に研修などでこの質問をすると答えはほぼ均等に分かれることが多いです。
また、3つのうちから選ぶことはできても、その理由までしっかり自分の中で定義づけできて仕事と向き合えている人は少ないように感じます。
あえて1つだけを選ぶなら私は間違いなく「ノウハウ」を選択します。
理由としては。。。
真っ先に誰もが選びそうな「お金」ですが、お金は追いかけるものというより、結果として得られるものだと思います。また自身の経験上、「お金」を目的に仕事をしすぎると、自分のやりたいことと仕事内容が乖離していく傾向があるためです。ただしこれは雇われの身であるサラリーマンの場合ですね。自主独立して事業をしている人にとってはやりたいことが乖離していくことは少ないと思います。
「人脈」に関しては、一番重要になりえる選択項目だと思いますが、人脈の質によります。どのような人脈の質かが重要です。
例えば、人脈と答えた人に、
「あなたのいう重要な人脈はどんな人ですか?」
「これまでの人生で一番の重要な人脈を思い浮かべて下さい。その人はあなたが困っているときにどんなことをしてくれますか?」
人脈とは、愚痴や悩みを聞いてもらえる相手でも、アドバイスをくれる友達でもなく、困ったときにどれだけのことをしてくれるか(してあげられるか)が人脈だと思います。本当の人脈とは平時の時の関係ではなくて、困った時に関係がわかるものだと思います。本当に困っているときにどれだけの時間を費やしてくれるか、お金を支援してくれるか、ノウハウを提供してくれるか。また逆に相手にしてあげられるか。これが人脈だと思います。
また、大したノウハウや魅力のない人には、大した人脈は集まりません。
こうした理由から、まずは「ノウハウ」が重要と思います。「ノウハウ」には、知識や経験などが含まれますが、この知識や経験に基づくノウハウというものは自身の中にストックしていくもので、他人に奪われることも、減ることも、無くなることもありません。
お金や人脈は、増えることもありますが、減ることも、無くなることも、奪われることもあります。
そんな中でノウハウだけは大きな障害の残るような事故や病気さえしなければ、奪われも、無くなりも、減りもしません。ノウハウがしっかりストックされていれば、お金や人脈が無くなっても再起が可能です。いわば元本保証の保険みたいなものです。
仕事を通じて、「お金」や「人脈」を追いかけることも大事ですが、順序的にはまずしっかり自分自身の知識や経験に基づいた「」ノウハウを身に付けることが先です。そのストックに応じで「お金」がついてきたり、「人脈」のレベル(質)が上がっていくものです。
何を得るべきかの照準を何にするか次第で行動は変わります。
1年は365日あります。
1日1つの知識を増やしていけば1年で365個知識が増えます。1日2つ知識を増やせば1年で730個の知識が増えます。
城山三郎さんの言葉に
「大人が1年間ムキになってやれば、大抵のことは、りっぱな専門家になれます。」
というものがあります。
1つの分野に絞って、300も700も知識があればそれはもう専門家並みになるでしょう。何に照準を絞ってどう取り組むか次第でノウハウはストックされていきます。
「お金」や「人脈」が欲しいと思うのであれば、まずは毎日1つでも2つでも確実に知識や経験を増やして、1年後に見違える自分になれることから始めてはどうでしょうか。
成長の実感を楽しむ
最近思うことは、成長の実感を楽しめていない社員が多いということです。
例えば、
「あなたは去年と今年の自分を比較してどれだけ成長したの?」と聞いても、自信をもって「これだけ成長した!」と言葉にできる人はあまりいません。この質問を毎年毎年繰り返し投げかけても同じような返事が返ってきます。
ですが、
「あなたは10年前の自分と今の自分を比較してどれだけ成長したの?」と聞くと、大抵の人は「10年前と比べたらだいぶ成長しましたね。あの時はまだ若かったです。」というような答えが返ってきます。
去年と今年を比べてみると自信をもって「成長した!」と言い切れない人が多いですが、10年前と比較すると自信をもって「成長している!」と感じる人は多いと思います。
これは植物の生長観察なんかと同じです。
野菜を植えて芽が出てきてから、収穫を楽しみに毎日新芽の確認をしても、昨日と今日ではどれだけ芽が伸びたのかあまり実感できません。ですが、1~2週間後には間違いなく芽が伸びて、茎が太くなっているのが分かります。
重要なのは、「ある程度の時間が経てば成長を実感できる」ではダメだということです。
素人が野菜を育てる場合、とりあえず芽が出た野菜を日当たりのいいところに置いておく程度で、昨日と今日の芽の成長の変化が見て取れなくてもそのままにしておきます。そして1週間程度たって目視で確認できるくらいに芽が伸びたら「だいぶ成長したな!」と満足してしまいます。
しかし、野菜を育てるプロの農家さんたちは違います。
昨日と今日でどれだけ芽が伸びたかをメジャーで図ってミリ単位で成長を確認します。そして、成長が足りない場合は、原因は何なのかを徹底的に考えます。
・この場所では日当たりがよくないのではないか?風の影響を受けていないか?
・昨日の水やりが足りなかったか?もしくは多すぎたのか?肥料は適切か?
・水をあげる時間帯は間違っていなかったかか?日昇前、日没後どちらがいいか?
・葉の裏に害虫はいないか?夜、土壌から夜盗虫は出てないか?
こうした確認を毎日して、昨日より今日、今日より明日と確実に新芽を成長させて立派な野菜を作り上げます。
こうしたことの違いから、
素人が野菜を新芽から育てるのとプロの農家さんが育てるのでは、1週間だけでも確実に成長の違いがでます。ましてや収穫の時期には枝ぶり、茎の太さ、収穫量は格段に変わってきます。
なぜこの違いが出るのかということに対して、
「それは知識や経験に基づいたノウハウの違いでしょ。」と思っているようではダメです。
決定的な違いは「毎日成長の確認をしっかりする。」ということなんです。
この確認をすることによって、1ミリ単位でも成長していることを実感し、喜び、安心できる。逆に成長が足りなければ、その原因を考え、できる限りの手を打つ。その対応をすることで翌日に成長していれば、前日に実施したことが良かったんだ!ということでノウハウになっていく。翌日も成長していなければ、このやり方ではダメなんだ。。。ということが分かり、別のやり方を考えて実施する。これが結果として経験とノウハウになっていく。
大事なことは、知識や経験ありきではないよいうこと。
1週間放っておいて、1週間後に「なんとなく成長したね!」ではなく、
毎日ミリ単位の小さな成長を確認して、1週間後には「確実にそして最大限に」成長をさせるために観察をするということなんです。
前置き説明が長くなってしまいましたが、これを自分の成長確認に置き換えて考えてみて下さい。
1年前と1年後の成長はあまり実感できないけど、10年前と今では成長を確実に実感できる。これではダメなんです。素人が野菜を育てて、日々の芽の成長はわからないけど、1週間後なら何となく成長が分かる。という話と一緒です。
あなたたちは、自分自身という新芽を成長させるプロの農家にならなくてはダメなんです。そうでないと立派な野菜(社会人)にはは育たないし、立派は枝ぶり(オーラ)にはならないし、収穫(収入)も増えません。
自分自身という新芽を確実に立派に成長させるために必要なことは、
「10年前よりは成長したということが分かることではありません。毎日毎日、前の日よりも確実に成長したことを実感できるように日々自分をメジャーで測ることです。前の日よりも増えた知識は何か?昨日までは経験したことの無い体験をしたか?」この確認を毎日棚卸することです。
そして前の日よりも知識が増えたならそれを喜ぶ。今まで経験したことの無い体験やチャレンジをしたのならそれを喜ぶ。これが大切。
前の日から、知識も経験も増えていなかったら、
「昨日の1日の過ごし方の何が問題だったのか?TVばかり見てなかったか?ゲームしてなかったか?もっと有効に時間を使えたんじゃないか?」ということを自問自答して修正をしていく。
こうしたことを1日単位で繰り返していくことで、確実な成長ができ、結果として知識や経験、ノウハウが備わっていくのです。
自分という野菜を育てるプロの農家になったと思って、1日単位で1ミリ単位の成長を喜べるようになれば、10年といわずとも1年後には見違えるような成長を実感できるようになるのではないでしょうか。
1日で1つ知識が増えれば、1年後には365個も知識が増えているということです。
小さな成長を確実に。小さな成長で大喜びする。
まずこんなことから始めてみてはどうでしょうか。
こんな名言があります。
「大人が1年間ムキになってやれば、大抵のことは、立派な専門家になれます。」
好きな言葉です。
過去に戻れるか
久々に書く内容は「過去に戻れるか」です。
つまり自己コントロールがどれだけできるか!?という内容です。
人は、一度手にしたものや手入れた幸せに対して「それがありき」になってしまいます。これによってストレスや悲しみや怒り、妬みという負の感情を発生させてしまうのですが、これを自分でコントロールして、それを得る以前の自分に戻ることができるかということが、自己コントロールだなぁ。。。と感じます。
例えば、、、
独身で独り身だけど、時間を有意義に使って、友人と過ごす時間を謳歌し、欲しいものもそれなりに買うことができて「いやー、充実した生活だなぁ!!!」と思っていた時があるとして、この時点を「A」とします。
ある日素敵な人に出会って、どうしても付き合いたいと思うようになり、猛烈なアプローチの末に、その人とお付き合いできるようになりました。
それからの日々はとても楽しく、自分のことよりもその女性のことを第一に考えて、この人のいない生活など考えられない!という日々を過ごしていました。この時点を「B」とします。
ある日、そのお付き合いしている人の浮気が発覚して、別れることになりました。これまでの幸せな生活が嘘のように、悲しみ、憎しみ、孤独感で、「もう何もする気が起きない。。。」となったとします。
こうした経験は、様々な例で大なり小なりあると思います。例えば前述の男女関係だけでなくとも、今日は仕事が終わって意気揚々と会社を後にした際に、ぎりぎり電車に間に合わなくて損した気分になったり、赤の時間が長い信号につかまって「せっかく早く出れたのに。。。」と損したと感じてしまったり。。。
そんな時に、いかに自分を過去に戻せるかが自己の感情コントロールで大切だと感じます。
前述の男女の話であれば、Bの時点の自分に対して、
確かに幸せな時間を過ごせて、大切な人や幸せな時間を失ったかもしれないけど、Aの時点でも十分有意義で幸せだったじゃないか!得たからこそ、失った感情に失意することがあるかもしれないけど、そもそもそれを得ていないAの時点でも十分有意義だったはずだよね?
何かを得たばっかりに、Aの時点とBの時点を比較して、その間に得たものが無くなったことによって、過去のAの時点に戻っただけだと思えずに、それ以上の悲壮感に飲み込まれてしまう。
これはプロスペクト理論にもいわれるように、人は失うことに対する意識が強く働いてしまうことの弊害といえます。
こうしたことを自分でうまくコントロールできないと、何かを得るほどに、将来のストレスや、得たものを失ったときのダメージが増えていきます。逆に、Aの時点を軸に考えればAの時点からBの時点までに得られた経験はあくまでプラスアルファで、それを失ったとしてもAの時点よりマイナスになるわけではない。と考えることができれば、何かを得ることに対して「失う」ということで受けるダメージのリスクは軽減します。
何かある毎に悲劇のヒロインみたいになるのではなくて、それを得る前の過去の自分に戻っただけだと思って、いかに自分をコントロールして素早く未来へのリスタートをきれるかが大切だと思います。
失ったものばかり数えないで、
「いま自分にあるものはなんだ?」
それでも十分なんじゃないか!?
ということに気がつくことが自己コントロールには必要なことだと思います。
人は何かを失ったときに、現物、現実以上に損をした気分になり、その感情を長く持ってしまうものです。そんなつまらない時間を長く過ごすより、それを得る前の自分に戻っただけ!と思って、どんどんリセット&リスタートをしていきましょう!
失ったものに対して執拗にこだわってもいいことはないですから!
欲との戦い
みんなお金を増やしたいし、知識を身に付けたいという思いはあると思います。
普段の生活や仕事を通じてこの2つの想いは定期的に頭をよぎりますね。
しかし、そうは思っていて、もなかなかそれにつながる行動にならず、かなり無駄なことに時間を費やしてしまっているんだと思います。
例えば、
「もっとお金増えないかなぁ」
「もっと知識を身に付けないとだめだなぁ」
と頭では考えるけど、その後にとる行動はTVをみたり、ゲームをしたりになっていませんか?
頭によぎっていることと真逆の効果の行動をとってしまっている現実。
これは、自分の将来的な欲が、目先の欲に負けてしまっている状態ですね。
このちょっとの目先の欲に打ち勝って、行動をコントロールすることが重要です。
お金はたまらないし、知識も増えないのに、目先の欲に負けてTV見たりゲームしたりしてしまうのは、明らかにキャッシュアウト、タイムアウトに繋がっています。
TVを見るという行為はものすごく時間のロスをしています。
TVというのは、見ている時間の割りに得られる知識が非常に少ないし、記憶に残りずらい媒体です。
皆さんがこの1年間でTVを見ている時間を考えてください。そして1年経っても思い出せるほどの有益な知識や記憶はどのくらいありますか?
TVは費やしている時間に対して、記憶に残るほどの有益な知識がいかに少ないかが分かります。
同様にゲームが好きな人にとったら耳の痛い話かもしれませんが、1年間でゲームに何時間費やしていますか?その時間に対して得られたものは何ですか?仕事に役立つ知識は得られましたか?お金が増える知恵はつきましたか?時間のロスや、場合によってはキャッシュアウトの方が多いのではないですか?
欲に負けてしまうことでのキャッシュアウトには「食」も当てはまります。
甘いものが好きで、ジャンクフードが好きな人は要注意です。好きなものを好きな時に好きなだけ食べた結果、病院代、薬代、化粧品代、サプリメント代、健康器具代など後々ののキャッシュアウトを招きます。
このように様々な自分の欲、例えば→食欲、性欲、TV欲、ゲーム欲、購買欲など様々な欲を満たすために、少しずつの時間とお金が減っていきます。これらの1年間の蓄積はどのくらいになるのか、一度計算してみてください。その時間を、お金を増やすためや知識を増やすために使えば、1年間でどれだけの効果があるかも考えましょう。
これらの欲を少し抑えて、キャッシュアウトとタイムアウトを無くし、それによって得られた時間とお金を使って、そもそもの欲だったはずの「お金を増えないかなぁ」「もっと知識をつけたいなぁ」と思うことに対して時間とお金を使ってみてはどうでしょうか。
今までとは圧倒的に有意義な生活に変わるし、きっとお金も知識も増えるようになることでしょう。
今まで通り、TV見て、ゲームして、食べたいもの食べて、買いたいものを買っていては、お金を増やすためや知識を増やすための原資となる、お金と時間を捻出できません。
「お金を増やしたい欲」と「知識を増やしたい欲」が、ゲーム欲、TV欲なんかに負けているようでは、当然それは実現しません。
満たせる欲は有限です。
ちっちゃい欲に欲を使っていては大きな欲を満たせるようにはなりません。大きな欲を満たすためにはちっちゃい欲を節約する必要がありあます。
自分の目先の欲に負けないで、時間とお金のアウトを減らしてそれを原資に、お金と知識を増やすための行動に費やせるようになってください。
自分の目先の欲に負けず、将来の欲に対して時間とお金の投資をしたいものですね。
下手の考え休むに似たり
「下手の考え休むに似たり」
という言葉がありあります。
考えているように見えても、考え方が下手な人がいくら考えても、休んでいるのと一緒である。
という意味です。
考えるということは、考え抜いて答えを導きださなきゃならないのですが、大抵は、考えた挙句、答えを導けないまま考えることを中断してしまっているという経験はありませんか?
考えるということは、ある意味修羅に入るようなもので決して楽なものではないし、簡単に抜け出すことが許されないモードです。考え始めても、結論が出ていないまま安易にやめて、逃げ出してしまうと、いつまでたっても一つ上のステージにはたどり着けません。
「考えるということはどういうことか?「」
というのは「ひとつの発想を得る」の記事で詳しく記載しています。
あとよくやりがちなのが「考えること」と「悩むこと」を取り違えたり、「考えること」と「心配すること」を取り違えたりしている人が多いです。
「考えることと、悩むことは異なる」
「考えることと、心配することは異なる」
というように、悩んでいる時間や心配している時間は「考えている」とは言えません。
いくら悩んだり心配しても、大したアウトプットはありません。
また、正しい発想にたどり着くことなかなかありません。
「心配事は行動の不足から生まれる」
といように、心配事が出てきたらどんどん行動することが大事です。
普段の行動の不足が、のちの心配事に繋がります。
とにかくどんどん行動して、考えて、行動して、考えてを繰り返していれば、心配事をしている時間もありません。常に前向きでバイタリティーにいけます。
心配事や不安が生まれたら、自分の行動の不足と捉えて、
モードを変えていきましょう。
そして、
「悩みは自己生産物」という言葉もあります。
悩みというのは、同じ現象が起きても、まったく気にもしない人もいれば、大きく落ち込んで立ち止まってしまう人もいます。
起こった現象に対する受け止め方は千差万別です。
ちょっとのことでも、すごく気にしてしまうというのは、悩みを自分で自己生産して、時間をかけて悩みを自己育成してているようなものです。
そんなときもまず行動が必要です。
悩みや不安は誰にでもつきものですが、人によって、それが悩みや不安になるか否かは異なります。悩みや不安は、自信の不足から自己発生させてしまうものですが、これを解決するには、自信をつけるしかありません。
自信つけるには、行動を増やして経験値を上げるほかありません。
「心配事は行動の不足から生まれる」
「考えることと悩むことは異なる」
「下手の考え休むに似たり」
有意義に「行動する時間」と、有意義に「考える時間」を組み合わせて、悩みや心配事のない、明るく前向きで楽しい日々を過ごしましょう。
暇なら波風立ててこい 君はいま何帯(なにおび)か?
謎なタイトルを立ててしまいましたが
自分はいま何帯なのか?
ということを考えて行動することは大事です。
そして相手はいま何帯なのかを見極めることも大事です。
新入社員や、社会人経験の浅い人はサラリーマンとして白帯です。
しかし、世の中には黒帯のサラリーマンがたくさんいます。
無差別階級のサバイバルな環境に白帯のサラリーマンとして入ってきたのが新入社員です。
そこから練習をして、経験を積み、黒帯を目指すのです。
黒帯がゴールじゃありません。黒帯の人はたくさんいます。
そして同じ黒帯同士でもその強さはピンキリです。
そんな環境の中で、無差別階級かつサバイバルの中で勝ち続けてこそやりたい仕事に就くことができて、給料が上がっていくのです。
まず自分が何帯なのかをしっかり自覚することが大事です。
そして黒帯になるには練習が必要です。
練習をしたら、その成果を試すために練習試合が必要です。
本番の試合は、会議やプレゼンという場です。
本番の試合でいい成果を出せたら段位が上がる機会になりますが、いきなり本番で成功するのは難しいです。
日々黒帯のサラリーマンを目指して練習し、そして練習試合をしなければなりません。
日々の仕事が練習だとすれば、練習試合はいつすればいいのでしょうか。
それは暇な時です。
日々の仕事は忙しく、行きつく暇もないのが新人サラリーマンの常です。
しかし、時として
「今日はひまだなー」
「今日はあんまりいそがしくないね」
という時が必ずあります。
そんな時に必ずやすべきことが練習試合です。
それが
「暇なら波風立ててこい」
ということです。
忙しい時を振り返ってみてください。
「なんであの人は手伝ってくれないんだろう」
「あのひとはいつも言うだけでなにもやんないよね」
というような人がいると思います。しかし、その人はサラリーマン黒帯です。
暇な時こそ、そんな人に連取試合を申し込みに行くのです。
「〇〇さんって、みんなが忙しくやっているときに協調性ないですよね」
とか
「〇〇さんは、もっと周りのひとからどう見られているか考えたほうがいいですよ」
とか言って、練習試合を申し込みに行くのです。
そういうことを繰り返して、負けることもあるけど練習試合を積み重ねて経験値を上げていくのです。
自分よりも帯の色が濃い人に、練習試合を繰り返し申し込んでいるとどんどんサラリーマンとの渡り合い方が分かってきます。逆に言うと、これをしないとサラリーマンとの渡り合い方の経験値が上がりません。
サラリーマンとの練習試合を繰り返すことが、自分がサラリーマンから抜け出す肝になります。年上で段位も上のややダメサラリーマンとの練習試合を繰り返していると、自分自身がサラリーマンからビジネスマンに進化発展していきます。
練習試合を繰り返し、サラリーマンからビジネスマンに脱皮できれば、本番の試合(会議、プレゼン)などでの失敗も無くなりますし、よりいいパフォーマンスができるようになります。
「自分はいま何帯か?」
「暇なら波風立てに行く!」
これを意識して仕事をすれば、成長スピードは格段に上がっていきます。