下手の考え休むに似たり
「下手の考え休むに似たり」
という言葉がありあります。
考えているように見えても、考え方が下手な人がいくら考えても、休んでいるのと一緒である。
という意味です。
考えるということは、考え抜いて答えを導きださなきゃならないのですが、大抵は、考えた挙句、答えを導けないまま考えることを中断してしまっているという経験はありませんか?
考えるということは、ある意味修羅に入るようなもので決して楽なものではないし、簡単に抜け出すことが許されないモードです。考え始めても、結論が出ていないまま安易にやめて、逃げ出してしまうと、いつまでたっても一つ上のステージにはたどり着けません。
「考えるということはどういうことか?「」
というのは「ひとつの発想を得る」の記事で詳しく記載しています。
あとよくやりがちなのが「考えること」と「悩むこと」を取り違えたり、「考えること」と「心配すること」を取り違えたりしている人が多いです。
「考えることと、悩むことは異なる」
「考えることと、心配することは異なる」
というように、悩んでいる時間や心配している時間は「考えている」とは言えません。
いくら悩んだり心配しても、大したアウトプットはありません。
また、正しい発想にたどり着くことなかなかありません。
「心配事は行動の不足から生まれる」
といように、心配事が出てきたらどんどん行動することが大事です。
普段の行動の不足が、のちの心配事に繋がります。
とにかくどんどん行動して、考えて、行動して、考えてを繰り返していれば、心配事をしている時間もありません。常に前向きでバイタリティーにいけます。
心配事や不安が生まれたら、自分の行動の不足と捉えて、
モードを変えていきましょう。
そして、
「悩みは自己生産物」という言葉もあります。
悩みというのは、同じ現象が起きても、まったく気にもしない人もいれば、大きく落ち込んで立ち止まってしまう人もいます。
起こった現象に対する受け止め方は千差万別です。
ちょっとのことでも、すごく気にしてしまうというのは、悩みを自分で自己生産して、時間をかけて悩みを自己育成してているようなものです。
そんなときもまず行動が必要です。
悩みや不安は誰にでもつきものですが、人によって、それが悩みや不安になるか否かは異なります。悩みや不安は、自信の不足から自己発生させてしまうものですが、これを解決するには、自信をつけるしかありません。
自信つけるには、行動を増やして経験値を上げるほかありません。
「心配事は行動の不足から生まれる」
「考えることと悩むことは異なる」
「下手の考え休むに似たり」
有意義に「行動する時間」と、有意義に「考える時間」を組み合わせて、悩みや心配事のない、明るく前向きで楽しい日々を過ごしましょう。