musakuroの「社会人になるときに知っておきたかったこと」

「もっと早くこんなこと知りたかったなぁ」と思うことを気の向くままに書いてます。

暇なら波風立ててこい 君はいま何帯(なにおび)か?

謎なタイトルを立ててしまいましたが

 

自分はいま何帯なのか?

ということを考えて行動することは大事です。

そして相手はいま何帯なのかを見極めることも大事です。

 

新入社員や、社会人経験の浅い人はサラリーマンとして白帯です。

しかし、世の中には黒帯のサラリーマンがたくさんいます。

無差別階級のサバイバルな環境に白帯のサラリーマンとして入ってきたのが新入社員です。

 

そこから練習をして、経験を積み、黒帯を目指すのです。

黒帯がゴールじゃありません。黒帯の人はたくさんいます。

そして同じ黒帯同士でもその強さはピンキリです。

そんな環境の中で、無差別階級かつサバイバルの中で勝ち続けてこそやりたい仕事に就くことができて、給料が上がっていくのです。

 

まず自分が何帯なのかをしっかり自覚することが大事です。

そして黒帯になるには練習が必要です。

練習をしたら、その成果を試すために練習試合が必要です。

本番の試合は、会議やプレゼンという場です。

本番の試合でいい成果を出せたら段位が上がる機会になりますが、いきなり本番で成功するのは難しいです。

日々黒帯のサラリーマンを目指して練習し、そして練習試合をしなければなりません。

 

日々の仕事が練習だとすれば、練習試合はいつすればいいのでしょうか。

それは暇な時です。

日々の仕事は忙しく、行きつく暇もないのが新人サラリーマンの常です。

しかし、時として

「今日はひまだなー」

「今日はあんまりいそがしくないね」

という時が必ずあります。

 

そんな時に必ずやすべきことが練習試合です。

それが

「暇なら波風立ててこい」

ということです。

忙しい時を振り返ってみてください。

「なんであの人は手伝ってくれないんだろう」

「あのひとはいつも言うだけでなにもやんないよね」

というような人がいると思います。しかし、その人はサラリーマン黒帯です。

暇な時こそ、そんな人に連取試合を申し込みに行くのです。

「〇〇さんって、みんなが忙しくやっているときに協調性ないですよね」

とか

「〇〇さんは、もっと周りのひとからどう見られているか考えたほうがいいですよ」

とか言って、練習試合を申し込みに行くのです。

そういうことを繰り返して、負けることもあるけど練習試合を積み重ねて経験値を上げていくのです。

 

自分よりも帯の色が濃い人に、練習試合を繰り返し申し込んでいるとどんどんサラリーマンとの渡り合い方が分かってきます。逆に言うと、これをしないとサラリーマンとの渡り合い方の経験値が上がりません。

 

サラリーマンとの練習試合を繰り返すことが、自分がサラリーマンから抜け出す肝になります。年上で段位も上のややダメサラリーマンとの練習試合を繰り返していると、自分自身がサラリーマンからビジネスマンに進化発展していきます。

 

練習試合を繰り返し、サラリーマンからビジネスマンに脱皮できれば、本番の試合(会議、プレゼン)などでの失敗も無くなりますし、よりいいパフォーマンスができるようになります。

 

「自分はいま何帯か?」

「暇なら波風立てに行く!」

 

これを意識して仕事をすれば、成長スピードは格段に上がっていきます。