musakuroの「社会人になるときに知っておきたかったこと」

「もっと早くこんなこと知りたかったなぁ」と思うことを気の向くままに書いてます。

演じることから始める

私は社会人になりたての頃、人前で話すことが苦手でした。

あと人を叱るというのがヘタクソでした。

 

人前で話すことに関しては、とてもあがり症なことと、中学生の頃に人前で話す機会があったのですが、足がガクガクと震えて頭も真っ白になるという経験があり、それがトラウマになっていたからです。

 

人を叱るということに関しては、どうも我慢をしていると表情や態度に出てしまって周りの雰囲気を悪くしてしまったり、いざ口に出すと感情が一気に噴き出しやすいところがありました。

 

この2つを克服するためにやっていたのは、ドラマや映画をみて人前で話すシーン、演説のシーン、いい上司や先輩が叱るシーンがあればそれを繰り返し見て真似をするという練習を何度も何度もしました。

 

そしていざ、現実にそういう状況になったらできるだけ練習したシーンを思い出しながら演じるということをしていました。そうしたことを繰り返しているうちに、周りからは「人前で話すのが上手ですね」とか「叱り方が上手ですね」と言われるほどになっていました。

 

最初の内は、一生懸命真似して演じていたことがいつの間にか自然と身についてしまっていたんですね。

 

まさに

「背伸びをして視野を広げているうちに 背が伸びてしまうこともあり得る。 

それが人生の面白さである。」

という言葉の通りだと思います。

 

いろんなドラマや映画で、理想的なシーンはたくさんあります。自分もこんな風になりたいと思ったら、是非真似をする練習してみて、演じることから始めてみてはどうでしょうか!?

 

学生時代時代にはカラオケやスポーツ、楽器の演奏などは練習をするという習慣というか、イメージが浸透していますが、

社会人になったらなりたい理想の自分になるための身の振り方や物腰の練習もしっかり時間を割いてやったほうがいいと思います。

 

そんなことをして苦手を克服してきたわけですが、最近TVを見ていてすごいな!と思う人がいました。TVや芸能にはあまり詳しくないのですが、グッドドクターというドラマに主演していた俳優と、映画キングダムに主演している俳優が同じだと知った時に

思わず「すごいな」とつぶやいてしまいました。

 

俳優の山崎賢人さんというひとらしいのですが、出演しているどちらのキャラクターも印象的で、かつそのギャップが大きい!俳優と比べるのも失礼ですが、自分もまだまだなぁ。。。と思ってしまいました。

 

仕事で伸び悩む社員で多いのは、こういった演じることをするどころか、仕事外の日常モードと大差ない状態で仕事に来て、「なかなかうまくいかないなぁ。。。」と言っている人が多くいます。

せめてもっとしっかり仕事モードに切り替えるとか、理想のイメージを真似て演じてみることから始めてみてはどうでしょうか。